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生活習慣病

ドクターズファイルvol.1433 安彦隆一院長
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糖尿病

糖尿病とは、食事から吸収された栄養素の一つである糖を利用するために必要なホルモンであるインスリンの作用が低下することで起こる病気です。
インスリンの産生や分泌が不足する(分泌細胞の機能低下)、インスリンが十分に働かなくなる(肥満などで反応が悪くなる)と、血液中のブドウ糖(グルコース)が多くなり糖尿病を発症します。

糖尿病の問題点は早い時期には自覚症状がない事です。放置すると、視力が無くなる(網膜症)、体の老廃物が尿からでなくなる(腎症)、手足の痺れや感覚麻痺などが起こる(神経障害)などの合併症(3大合併症)が起こります。これ以外に実は大事な合併症があり、動脈硬化を誘発します。このため心筋梗塞、脳卒中など命に関わりかねない病気を若年から発症してきます。
早い段階から食事療法や運動療法、薬物療法などをきちんと行い、血糖値をうまくコントロールして合併症を防ぐことが重要です。

脂質異常症(従来の高脂血症)

脂質異常症とは、血液中にコレステロールや中性脂肪などの脂質が異常に増加した状態をいいます。脂質には食事から体内に吸収されたものとヒトは元々の動物として食べたものを蓄えようとする働きを持っています。使われなかった過剰な栄養物は脂肪に転換され、血液中の脂質(コレステロール・中性脂肪など)濃度が上昇します。

長く続くと動脈硬化が生じ、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、 閉塞性動脈硬化症などの病気を起こします。
(※食事・運動以外の原因として遺伝的に脂肪が蓄積されやすい体質の場合もあり、脂質異常の家族がいないか確認する必要があります。)

高血圧

高血圧には、腎臓病、内分泌異常、血管異常などの原因となる病気が明らかな二次性高血圧症と、原因となる病気が特定できない本態性高血圧症に分けられ本態性高血圧症が大部分(90%以上)を占めます。

血圧とは、心臓から送り出された血液が血管壁にかかる圧力のことです。血液は心臓が収縮した時に送り出され、拡張時に心臓に戻ります。心臓が収縮した時の血圧を収縮期血圧(または最高血圧)、心臓が拡張した時の血圧を拡張期血圧(または最低血圧)といいます。血液の量が増えたり、血管が細くなることで流れが悪くなると血圧は上がります。

長期の高血圧によって、動脈硬化を引き起こす可能性が高くなります。また動脈硬化が進行すると、眼底出血による視力障害、脳血栓による手足のしびれ、冠動脈硬化による胸痛、不整脈、腎硬化症などが起こります。

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